今更コミケ話

もうコミケット74が終わってから10日が経ちました
今更、コミケかよwwwwwwwてな感じですけどねww
まだ戦利品(特に音楽関連のものがw)すべて確認してないのですが、やっぱり、どのサークルさんも作りこんであるものが多いですよね

自分は毎回コミケにきて楽しみな事があるんですが、それは『同志との交流』

普段から秋葉原に買い物に行く事は多いです
あそこは最近では観光客などのいわゆる『非ヲタ』の人達も増えてきましたが、やはり僕と同じ趣味を持つ人達は多くいます
ですがそこでいきなり声をかけ、会話が生まれ、という事は少ないんですよね(僕みたいなコミュ能力弱者は特にw)

でもあのコミケの空気は違う、多くの人が言われるよう『全員が参加者、お客様はいない』というように皆で作り上げるという一体感が生まれる
この一体感、これこそがコミケの醍醐味だと思います

・皆が自分と似た趣味を持つという安心感

例えば3日目の朝、始発で国際展示場前駅に到着、(自分は東に行くことが多いので)東館裏の駐車場の入場待列に並ばされます
ここで開門までの4時間待たされることになるのだ。
4時間、、、どっかの夢の国にいってもこれほど待たされることはないですよね

よっぽど欲しいものや好きなことでない限り、あんな早起きをして、外で4時間も待ち続けるなんて事はしませんよ
しかし、周りで並んでる人たちはそれをしてまでも欲しいものがあるんです
皆がそれぞれ『好き』を持っている、例えばそれは最近流行している漫画だったり、ゲームだったり、ネコ耳だったり、好きな絵師さんが書く絵だったり、、、
『好き』が違うジャンルだったとしても同じようにアニメ・漫画・ゲームという趣味を持つ『同志』には違わないと思います

そうする中で生まれる一体感・ワクワク感・安心感。これはこういう所でしか味わえないですよね

長く開門を待つ上で『暑いですね。。。』などのような会話が生まれることは多いです
それがそのうち『昨日はどこどこで人が倒れた。』とか『例年より人が多い』とかいう話になり、しまいには最近はまっているアニメの話にまでつながってくるんですよ
こういう時僕は一番『ああ、コミケなんだなあ、』というような気分になります
今年は10歳ほど年上の方と待機列で意気投合しカロリーメイトを分けていただいたり、趣味について語り合ったりしておりました
入場開始の際には『それでは、お互い健闘を祈りましょう』と激励しあいそれぞれの戦場へと進みましたw

・『好き』を共有しあえる同志

僕は友達と一緒にコミケに参加することは多くありますが、基本的に中では単独行動をとります
友人でも好きなジャンルは違うし、好きな絵師も違う。僕は午後に企業を回りたくても、相手はコス広場に行きたいかもしれない
それに一人の方が贔屓のサークルさんともコミュをとりやすいんですしねw
普段から読ませていただき、好きなサークルさんはいくつかあり、コミケでも必ずそこは回ります
それはいわゆる壁サーのところもあれば、島の中央の方に配置されるところもあります

突然ですが僕は今、ストライクウィッチーズにどっぷりはまっております
この作品、僕はもともとメカ娘だとかそこらへんが好きだったので、フィギュアが出たときにこの存在を知りました
アニメもなかなか素晴らしく、これを見て好きになったという人も多いですね
このアニメ、放送が始まったのが今年の7月くらいなので、そこからハマッた人たちが夏コミでストライクウィッチーズ本を出すというのはとても大変な事なんですよ

そんな中、数こそ多くは無いですがこの夏コミに出展された方もいらっしゃいました、恐らくウィッチーズ関連のサークルはほぼ回りきったと思いますww

その中のとある島サークルの方と少しお話をしたんですが、彼もアニメからはまりだし、是非これを描きたい!
と思ったそうです
ですが描いていた当時まだ5話までしか放送されていなかったので限られた情報でしか描けず、内容が希薄なものになってしまったとの事
だけど購入したものを後から読んでみると、描かれた方の、キャラクター・作品への『愛情』が伝わってきましたね。僕もこちらのサークルをネットやカタログで知り、その『作品への愛情』を受け取った。これって素晴らしいことじゃないかと僕は思うんですよ

絵師さんの絵が、作品が、キャラが、ジャンルが『好き』
同人誌・音楽CD・ゲーム・論評・プログラムソフト・写真集など全ての作り手と受けての間での『好き』が共有されるからこそ、ここはこんなにも盛り上がるんじゃないだろうか

まさに明治時代、志を同じくするもの達があつまり『同人誌』を作り上げた
このときの『同志』となんら変わりないですよね

最近では児童ポルノ規制等、こちらの世界への風当たりが厳しくなってきましたよね
でもこのような全てのオンリーイベントも含め、直接に書き手と読み手が顔を合わせられる場所はとても大事だと思います
理解をしてくれとは言わないけど、言論統制のような事は絶対あってはいけないはずです
これらの2次元的なもの、いわゆる『サブカル』に関する偏見なんかもこれからは書いていこうと思います

遅くなりましたが今回参加された皆様、お疲れ様でした!


あと今回は初のサークル参加をさせていただいたのですがその時の話はまた冬コミが近くなったらw